セミナー詳細
あたたかい心を育む支援母乳育児支援の原点を探るー発達と哺乳行動、育児とは何かー
担当講師:堺 武男 先生
(小児科医 / 元さかいたけお赤ちゃんこどもクリニック 院長)
1977年東北大学医学部卒業後、仙台市立病院小児科で小児救急、新生児救急に従事した後、1985年東北大学小児科に移り、1999年東北大学病院周産期母子センター助教授を務める。2002年宮城県立こども病院副院長を務め、2008年9月さかいたけお赤ちゃんこどもクリニック開業、2021年12月まで務める。
モット-は、「限りないやさしさ」と「寄り添う医療」
内容
母乳育児は子育ての中で母子の双方にとってとても大切な一過程です。
母乳育児では出生後の「確立」と、その後出来るだけ長く続けてもらう「継続」の2つが重要です。そのためには母乳育児支援を行う医療従事者の方々は専門的な知識や技術と共に、「母子に寄り添う母乳育児支援」を目指したあたたかい気持ちと優しい姿勢が大切だと考えています。
この講演では、「母乳育児の確立と継続」の支援に少しでもお役に立つような、出生直後からの授乳の大切さ、離乳・卒乳に至るまでの母乳育児のデータや知識、そして心がけなどについてお話したいと思います。
Part1:胎児期から新生児期まで
・胎児期から新生児期の愛着形成 ・妊娠中からの母乳育児の準備
・出生直後からの直接授乳の大切さ ・母乳と新生児黄疸、低血糖
・新生児期の発達と哺乳行動(睡眠パターンの変化、便性の変化)
・体重についての考え方 ・サイトメガロウイルスについて
・NICUでの母乳育児 ・コロナ禍での母乳育児 他
Part2:新生児期から乳児期まで
・乳児期の発達の特徴 ・母乳の栄養(糖、蛋白、脂肪、ビタミン:特にDとK、ミネラル、鉄分、鉄欠乏)
・乳児期のスキンケア ・母乳の免疫 ・多くの疾患の予防効果(母子ともに)
・母親の嗜好と母乳 ・アレルギーについて ・離乳食のすすめ方
・職場復帰 ・卒乳のあり方 ・育児環境の変化 他 ※内容は一部変更になる場合があります。
対象
母乳哺育・授乳支援などに携わる、医師・助産師・看護師・保健師・栄養士・薬剤師、他医療従事者
各回110名様先着順 ※定員になり次第、申込受付を終了いたします。
受講料
2,000円(税込)
お知らせ・注意事項
Zoomウェビナー配信(ライブ配信のみ)となりますので、事前にZoomのアプリをインストールし、必ず視聴確認をお願いします。
Zoom操作や視聴のサポートは出来兼ねますのでご了承ください。
開催日時 | セミナー名 | 受付状況 | 申し込み |
---|---|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|