医療従事者向け ピジョンセミナー

セミナー詳細

■CLoCMiP®レベルⅢ認証研修(部門:マタニティケア能力 必須研修項目:授乳支援)授乳支援 ~産後すぐからできる授乳支援~

担当講師:高室 典子 先生

天使大学大学院助産研究科教授/助産院エ・ク・ボ院長

札幌市出身。旭川医科大学研究系大学院修士課程修了。(看護学修士)大学病院の脳外科に勤務し、「生」から「死」を見つめたく、北海道大学で助産を学ぶ。1994年に「助産院エ・ク・ボ」を開業。その人らしいお産を扱うとともに、年間400件以上の母乳相談をうけている。小児科医院などでの母乳育児の相談業務のほか、中高生の「いのちの教育」講演活動など多数。天使大学大学院助産研究科教授も務め、母子に寄り添う人たちへの教育活動も熱心に行う。
4人娘の母。(一社)北海道助産師会会長、(一社)北海道産前産後ケア協会理事長

内容

本研修は、「CLoCMiP®(助産実践能力習熟段階)レベルⅢ」の認証申請に活用可能として承認された研修です。
受講終了後、アンケートに回答された助産師の方へ、申請に必要な研修修了証を発行いたします。

母乳育児の保護、推進、支援に関するイノチェンティ宣言」が出て20年以上、さらには「乳幼児の栄養に関する世界的な運動戦略」(WHO/ UNICEF, 2002)では、生後6ヵ月間の完全母乳育児と 母乳育児を2年以上継続することが実行目標の1つとされました。また各国での、母乳育児を推進・支援するための政府や保健医療従事者の責任と役割が明記されました。しかし日本の母乳率は、出産後1ヵ月は50%を切り6ヵ月ではさらに半数に減っています。妊娠中の女性の多くは、子どもが生まれたら母乳で育てることを望む女性は、90%以上です。母乳育児は人間の自然な当為ですが、継続できない現状があります。母乳育児のスタートにいる保健医療従事者の義務として、授乳を支援することは、未来の子ども達への支援でもあります。

■目的
・ 母乳育児支援の動向を知り、母児と家族にとって最適な授乳支援に繋げることができる。
・ 乳腺炎等のトラブル発生時の適切な対応と支援を知ることができる。

■学習内容
1)授乳・離乳支援ガイド
 ・ 授乳・離乳支援ガイド2019年版改定の概要について ・ 基本的な考え方 ・ 改定の主なポイント
2)母乳育児成功のための10ヵ条(2018)
 ・ 母乳育児成功のための10ヵ条(2018)概要について
 ・ 母乳育児成功のための10ヵ条(2018)実践のためのポイント
3)授乳ハイリスクへの対応、乳腺炎重症化予防ケア
 ・ 乳腺炎の定義と診断 ・ 乳腺炎フローチャート  ・乳腺炎時の対応(授乳方法、薬物治療等)
 ・ 乳腺炎を発症した母親と子ども・家族へのケア

対象

【主な対象者】
助産師 ※他医療従事者の方もお申し込みいただけます。但し研修修了証の発行はありません。
各回100名様先着順 ※定員になり次第、申込受付を終了いたします。

受講料

3,000円(税込)

お知らせ・注意事項

Zoomウェビナー配信(ライブ配信のみ)となりますので、事前にZoomのアプリをインストールし、必ず視聴確認をお願いします。
Zoom操作や視聴のサポートは出来兼ねますのでご了承ください。

開催日時セミナー名受付状況申し込み
開催日時
7月22日(土)13:30~15:30
セミナー名
授乳支援 ~産後すぐからできる授乳支援~
(研修承認番号 22_C16C16_09_01141)
受付状況
終了
申し込み
開催日時
11月10日(金)13:30~15:30
セミナー名
授乳支援 ~産後すぐからできる授乳支援~
(研修承認番号 23_C16C16_09_01236)
受付状況
終了
申し込み
ページトップへ