内容

2024年「授乳期母子状況調査(*1)」の結果によると、0～5ヵ月児の母親の82%が母乳を与えている一方で、「母乳のみ」または「主に母乳を与えている」割合は10年前と比較して27ポイント減少していました (78%→51%)。

医療従事者による授乳支援や母乳ケアが以前よりも積極的にしづらくなっているという声も聞きます。母乳率が大幅に低下した背景には複合的な要因があると考えられます。共働き世帯の増加やコロナ禍など、社会や環境・価値観の変化を受けている母乳育児の現状について、「どうしたらいいんだろう？」「こうするのはどうか」など少人数のグループで、意見やアイディアを出し合うグループワークをおこないます。本セミナーを通じて、母乳ケアの方法を模索している方や見直している方が、今後具体的にどうしていくかを一人ひとりが見つけられる機会となるよう、皆さんと共に考えるディスカッションをしませんか。またグループワークとセミナー後には、加部先生・宮下先生から授乳支援のヒントや考え方をお聞かせいただきます。

■セミナー内容
【無料】今できる母乳育児支援を考えるオンライン参加型ディスカッション
・「授乳期母子状況調査」結果の共有
・ディスカッション① 母乳率の低下を受け、妊産婦ご家族に何が必要か考える
・ディスカッション② 具体的に自分がどうしたいか、何ができるか考える
・加部先生、宮下先生より総括コメント
・閉会後：フリートーク30分（加部先生と宮下先生による授乳支援のヒントや考え方　 他）

※本セミナーは、グループワークを中心とした進行を予定しています。活発なディスカッションのために、事前に資料のご一読および簡単なアンケートへのご協力をお願いさせていただきます。
※参加者は画面とマイクをオンの状態で出席し、グループワークをおこないます。
※内容は一部変更になる場合がございます。
※午前グループ、午後グループがありますが、同じテーマで実施します。

*1　2024年10月、ピジョン にっこり授乳期研究会調べ「授乳期母子状況調査」、対象：0～5ヵ月児の母親 n=1,558

対象

母乳哺育・授乳支援などに携わる、医師・助産師・看護師・保健師・栄養士・薬剤師、他医療従事者
各回25名様（応募多数の場合は、応募締切後に抽選をいたします。）

参加費

無料
※オンライン参加のための通信費や機器などは参加者負担です。

お知らせ・注意事項

Zoomミーティング配信となりますので、事前にZoomのアプリをインストールをし、必ず視聴確認をお願いします。
Zoom操作や視聴のサポートは出来かねますのでご了承ください。
Zoomミーティング (ライブ配信) のみの配信となります。